腎生検当日(3)
処置室へ入ると、若い研修医らしい男性が目にはいる。
他は大柄な中堅男性医師と担当の先生、他は女性看護師が3名いたと思う。
室内に入ったらすぐにベッドにうつ伏せになったので、室内の状態はこのくらいしか覚えていない。
それからすぐに看護師さんが、右腕に血圧を計るバンドを巻き、緊張感はピークに達する。
担当の先生が背中の部分が解放してあるシートを背中に被せ、消毒を開始。
と同時にエコーで腎臓を確認。
ここでネットの体験談にあった呼吸の確認をしました。
腎臓は息を吸ったときに連動して動くため、呼吸を止めたときに針を刺すらしい。
今回は息を吸って少し吐いて止めるのがベストタイミングらしい。
それからチクんと麻酔を3発くらい打ち込んで、さあ本番と掛け声があり
ズブっと挿入(ひゃ〜っ)
あれっ
あらら
痛くないじゃん^_^
でも何かしら入ってる感じはした、
それから例の音が響き、腎臓の細胞をゲット。
その音はパチンという感じではなく、ガチャンという大きな音だったと感じましたね。
すぐに病理の人が顕微鏡で細胞の数を確認しに行き、その間に血圧を測ったりしていました。
待つこと数分、2回目の針挿入開始。
おっと 痛っ
麻酔切れてんじゃん!
でも容赦なくバチンと音が響く。
泣きそうなのを堪えて、検査終了を祈る。
が、しかし
細胞の数は足りないらしい(泣)
結構な時間が経過したと思うが、その間に凄い力で圧迫止血をされていて、結構苦しかった記憶がある。
もう勘弁してくれと思いながら、3回目の挿入。
三度目となるとより鮮明に腎臓をえぐるのが実感でき、バチンで終了。
それからまたものすごい止血が始まり、耐えながら看護師さん達の雑談を聞いて
6人がかりで仰向けにされました。
そしてお腹に砂袋をまかれ、病室へ移動され絶対安静の始まり。
続く
腎生検当日(2)
病室で点滴を処置してもらって、しばらくして恐怖のオシッコの管挿入の時間になった。
これが今回の入院の第一関門だと思って覚悟を決めたつもりだった 😭
そして看護師さん2人登場。
あちゃー‼︎割と若く可愛らしい看護師さんじゃんか⁉️
マスク越しだけど。
自分で脱いで、さあやってくださいな、
あらっ痛たた
ものすごい残尿感というか、違和感ありありで苦痛そのもの。
そしてまさかのストップして途中リタイヤ‥
もう一度細い管を突っ込ませろとのこと(勘弁してけれ)
そこで騒ぎを嗅ぎつけたベテラン看護師さんが助っ人に登場。
かなり強引に痛がる自分を無視して、無事貫通(-.-;)y-~~~
肝心の検査前にグッタリしそうな出来事でした。
そして午後2時、検査をするため処置室へ移動。
さあいよいよだ〜
腎生検当日 (1)
この腎生検の入院の体験談は、リアルに入院中にスマホでブログをアップしていきます。
さて
覚悟を決めて病院に到着!妻に仕事を休んてもらい、同行してもらった。
総合受付で手続きを済ませ、担当窓口にカルテを提出。
待つこと10分程度で看護師さんによばれて、お決まりの身長体重測定。
これで終わるわけないな、と思っていたら案の定、採血と検尿もするらしい。
まあ当然のことなんだろうと思い、処置室に入ったら看護師さんが、こんなに‼️と驚くほど採血するみたいだ。
ざっと数えたところ7本採血するみたいだ。
ただでさえ血を抜く光景に弱いのに‥
大量に採血した後は、得意の検尿をすませ、次はレントゲン。
また待合室満員御礼にこんでらっしゃる(−_−;)
待つこと40分、やっと胸部をレントゲン撮影。
でも何で胸を撮影⁇と疑問に思いながら、次の心電図を測定してようやく終了。
入院するにも前置きが長いな〜、と感じながら
ようやく病室に案内され入院開始。
新病棟だけあって綺麗な病室だった。
若い女性の看護師さんに説明を受け、署名して、1人の時間になる。
その時に、連れがいなくても問題ないか
聞いたところ問題ナッシングらしいので、面会ホールで待たされたままだった妻に帰ってもらうことにした。
念のため万一何かあった時は頼むと告げておいた‥‥
それから
しばらくして担当の先生が来てくれて、検査前と検査後の説明を聞き、同意書にサイン。
この後午後1時から点滴開始で、カテーテルも挿すみたいだ。
続きはまた
腎臓内科受診 その3
待ち時間が長かった割に、診察時間はあっと言う間に終わった感じだった。
また待合室で待っていると、看護師さんがやってきて入院の説明をしてくれました。
日程の調整は後日電話で、ということにしといだんだけど‥
電話予約も水曜から金曜の時間指定されていて、仕事中に電話するんかよ、と気が重くなりました。
それから数日後に、仕事の合間に病院に電話してみとところ、
もしかして予約いっぱいで数カ月先になるのかな~なんて思っていたら
いつでも大丈夫という返事がきて、逆にこちらの希望はと聞かれ・・・
少し考えて4月後半の日取りで予約してみました。
それから、診察の時には聞きそびれたことがあったのでいくつか看護師さんに聞いてみたとろ、
●月曜日から入院して退院は週末になる。
●入院したその日に腎生検を行う
●できれば付き添いの人がいた方が良い
●尿管に管を入れる(泣)・・・
ネットで調べたところ、入院していろいろ調べてから検査を行うらしいが、
この尿院では入院しら即日検査を行うらしい。
心配だ・・・・・(不安)
しかし取りあえず入院の予約はとれたので、あとは会社の上司に話をしてみようと思う。
腎臓内科受診 その2
先生から腎生検のすすめをされると、正直頭の中が真っ白になった感じがした。
別に癌を告知された訳でもなく、昔から腎臓が悪いことは承知していたのだが・・・
う~ん、 あの針を刺して腎臓の組織をとる検査かよ~
おっ恐ろしいというイメージしかなかった!!
少しボーっとしたが、詳しく聞いてみることにすると,
腎生検によって具体的3つの症状に分けられるらしい。
①Iga腎症 これは時間はかかるが、治ることが多い症状
②膜性腎症
③単状糸球体硬化症 完全には治らないことが多い症状
②は1と3の中間の症状らしい・・・
!?・・・
えっ!?治るの・・・
今までのかかったお医者さんの先生たちは、そろって必ず言ってたことは
腎臓は悪くなるともう治ることはない!!
30年以上かかって何人の先生からそう言われてきたことか。
腎臓内科にかかって、初めて医学は進歩したんだな~と思った瞬間でした。
で、親戚のおじさんの話になりますが、腎生検を受けて③の症状とはっきりわかり
薬によって尿たんぱくを抑えることに成功したらしいです。
当然、透析も免れ現在も元気でいます。
親族間の遺伝的のもので腎臓が悪いとしても、全く同じ症状の場合とそうでない場合があるので、
そういったことも踏まえ、検査した方がいいんじゃないかと先生に言われ、
そうなれば、頭ごなしに断るわけにもいかず、
日程は後日電話連絡することで、今回の診察は終了になりました。
その3へ続く
初の腎臓内科受診 その1
2016年3月9日 43歳にして、人生初の腎臓内科を受診することになった。
なぜそんな所を受診するかと言うと、
以前から尿潜血と尿蛋白の症状があるからです。(涙)
普通の人が尿から潜血などがあると、すぐに内科や泌尿器科などを受診して場合によっては腎臓内科を紹介されるというパターンが多いと思いますが・・・
自分の場合は7歳の時の健康診断で尿潜血が発見されてから、36年も経過して
ようやく腎臓内科を受診するに至ったわけです。
当然36年間放ったらしでいたのではなく、いろいろあったので
それはおいおい記事で触れていきたいと思います。
ちなみに他の病院ではわかりませんが、私のかかった病院では腎臓内科はいきなり受診することが出来なくて、まず総合受診科と呼ばれるところをまず受診して、必要があれば腎臓内科又は、泌尿器科を紹介すると、総合受付で告げられました。
その時点で、泌尿器科で手に負える訳ないとわかっていたので、正直面倒くさいな~
と思いながら2月の中頃に総合受信科を受診しました。
総合受信科ではまず今までの経緯を説明。(これがかなり面倒)
そしてお決まりの尿と血液を採取。
それからエコーで腎臓をチェック。(これ人生初)
このエコー検査ではじめて知ったのですが、腎臓は息を吸った時に血流があって、息を止めると血流が止まるらしいです。
このエコーではそういったことを調べていたらしいです。
それから待合い室で待つこと30分程度で呼ばれて、検査結果を聞くことになりました。
事前にどの先生が良いか調べておき、こちらから指名したM先生との初顔合わせ。
思っていたより若い感じで50代くらいの低姿勢な印象を受け、説明をききました。
このM先生は私のおじさんの担当医でもあり、その辺のことを先生の方から尋ねてきたので親戚関係であることを話すと、親族間にある腎臓病なんだと先生は理解した様子だった。
それで診察内容は、腎臓の糸球体に異常がある可能性があり、詳しく調べてみた方が良いとのこと。
それはつまり1週間程度入院して腎生検を行なった方がいいんじゃないか、という提案でした(汗)